大山寺の歴史文化レガシー02

名称:  木造不動明王坐像及び両脇侍立像

指定:  千葉県指定有形文化財(彫刻)

指定日: 1970年1月30日

概要: 結跏趺坐。一木造。カヤ材。像高86.5cm。弁髪を左肩に垂らす。左目はしかめ、右目は睨みつける。口の左下と右上に牙が出た忿怒形。条帛を着る。右腕に宝剣、左手に羂索を持つ。
向かって右側に衿羯羅童子、左側に制咤迦童子が立つ。
衿羯羅童子は、胸前で合掌、腰を僅かに右に捻る。一木造。像高82cm。
制咤迦童子は、角髪、左手で衣を握り右手に棍棒を持つ。像高は83cm。一木造。
三尊とも、鎌倉時代中期の作品と考えられている。